持ち手の黒ずみ、濃い色塗装で目立たずスッキリ!【Louis Vuitton】

革研究所 小倉田川店の岩井です。
本日はヴィトンのバッグについた黒ずみの修理を紹介いたします。
ヌメ革で出来た持ち手は、ヴィトンのバッグで多くみられますね。このヌメ革、牛の皮をなめして作られているのですが、塗装などの加工をほとんど行っておらず、年月がたつごとに色の変化を楽しむことができます。
しかし、表面の処理がほとんど行われていないヌメ革は、周りの環境の影響によって、どうしても黒ずみなどが発生します。
今回のお客様も、そのような黒ずみでお悩みでした。
ヴィトンのバッグの持ち手、修理した後も、長くキレイに使いたい!
今回のお客様は当店のブログをご覧になられて、お電話頂きました。
「ヴィトンのバッグの持ち手が汚れているんです。修理した後も汚れが目立たないように、濃い色で塗ってもらえますか?」
バッグを確認させて頂くと、このような状態になっておりました。
写真を見ると、持ち手を中心に黒ずんでいる事がわかります。また、バッグの縁に巻かれている革も、数か所破れておりました。
このままの状態では、黒ずみが気になって外に持ち出す事が出来ず、そのうちあまり使わなくなる、という事も・・・
そこで、今回はお客様のご要望にお応えする為、通常よりも濃い色で塗装修理を行う事にしました。
ヴィトンで利用されている革は、年数がたつにつれて、べっこう飴のような濃い茶色に変色していきます。
今回は塗装で長年使った時のような色合いを再現してみました。その結果、どのように生まれ変わったか、ご覧ください。
生まれ変わったヴィトンのバック before After
修理前
修理後
修理前
修理後
修理前
修理後
いかがでしょうか。
持ち手の部分が元の色から、かなり濃い色に生まれ変わっています。持ち手についていた黒ずみはすっかり見えなくなりました。
写真ではあまりアップしていないですが、革の部分はすべて同じ色で塗装しています。
ここまで濃い色になると、長く使っても黒ずみが目立ちにくくなりますね。
持ち手の黒ずみでお悩みであれば、まずはご相談ください。
今回のヴィトンのバックをお客様にお送りした所、「これでまた使い続けられます」ととても喜んで頂きました。
バッグの中で直接手が触れる部分なので、どうしても黒ずみが発生してきます。
「まだまだバッグは使えるけど、持ち手の黒ずみが気になる・・・」
そんなときはまず、当店にご相談ください。
すぐに返信させて頂きますので、お問合せの際には写真をお送りください。ご満足いただけるよう、しっかりとご案内させて頂きます。
大切な物をいつまでも使いたい、当店はそんなお気持ちにお応え致します。