レザーダウンのカビ クリーニングと塗装でスッキリ!

革研究所 小倉田川店 岩井です。
本日はレザーダウンジャケットのクリーニングと塗装修理を紹介します。
クローゼットなどにレザーのダウンやレザージャケットを入れっぱなしにしていると、いつの間にかカビが生えてしまうことがあります。
ただ、どうすればよいのかわからずに、そのままにしているとカビはもっと増えてしまうことも・・・
今回ご紹介するレザーダウンもかなりカビが生えてしまっている状態でした。
目次
カビと色あせがひどいんです。何とかできますか?
今回のお客様は当店の公式LINEからお問い合わせ頂きました。
「レザーダウンジャケットをしまっていたら、カビでひどいことになってるんです。何とかなりますか?」
早速ジャケットをお預かりすると、このような状態になっていました。
全体的に白くなっていますが、これはすべてカビになります。さらに、革そのものも色あせが進んで変色しています。
どれだけ思い入れがあっても、さすがにこのような状態ではきることができないですよね。
このレザーダウンジャケットがどのように生まれ変わるのか、次に紹介しますのでご覧ください。
生まれ変わったダウンジャケットBefore After
修理前
修理後
修理前
修理後
修理前
修理後
修理前
修理後
いかがでしょうか?
全体をクリーニングしているので、表面のカビはほとんど見えなくなり、スッキリしました。
また、修理前と修理後で色がかなり違って見えます。
これは、ジャケットの表面が全て変色しており、色の残っていたポケットの内側の革を元に色を作成したからになります。
ここまで生まれ変わると、カビが生えていたことも忘れて着ることができますよね。
レザーダウンジャケットの修理って何をしている?
今回の修理では、以下の工程を行っています。
1.特殊クリーニング
普通の衣類のクリーニングでは水洗いなどを行いますが、革製品の場合、ただ水洗いしただけでは革を痛めてしまいます。
当店では、革衣類のクリーニングを行う際に革を痛めないように特殊なクリーニングを行っております。
このクリーニングによって、革に油分を加えながら水洗いを行うので、革を痛めることなく、カビを洗い流すことができます。
2.塗装
表面のカビを落としたら、塗装を行っていきます。塗装する際には、色を作る必要があるので、色の残っている箇所から塗料を調整して作ります。
全体にムラなく塗装を行ったら、色が落ちないようにコーティングを行います。
3.コーティング
最後に全体にコーティングを行います。このコーティングによって塗装した色が落ちにくくなり、ジャケットがより長持ちするようになります。
このような作業によってカビの生えたレザーダウンジャケットも再び着られるようになります。
修理費用はいくらなの?
今回の修理費用ですが、クリーニングの費用と塗装修理の費用が掛かります。
費用は消費税および送料別となります。
特殊クリーニング 14000円
塗装修理 16000円
修理期間は1か月半程度頂いております。
レザーダウンジャケットのカビが気になったら、まずはご相談ください。
修理が完了したレザーダウンをお返ししたところ、お客様はとても喜んで頂けました。
当店は福岡県にありますが、九州圏内だけではなく、関西、関東方面のお客sまからもお問い合わせを頂いており、郵送にて修理を承っております。
レザーダウンジャケットのカビでお困りであれば、まずは以下の方法でご相談ください。
1.LINE公式アカウント(オススメ)
友だち追加をタップして頂くと、当店にLINEが送られるようになります。
修理を希望される品物の写真をお送り頂き、気になっている部分をお伝えください。
内容確認後、返信いたします。
2.電話
電話:050-3696-4171
※受付時間 10:00~19:00 不定休
お電話頂ければ状況を伺った上での概算見積もりなどをお伝え致します。
運転中や作業中など、電話に出られない場合は折り返し致します。
折り返しをお待ち頂くか、LINEもしくはお問い合わせフォームからご連絡ください。
3.お問い合わせフォーム
必要事項入力後、当店からメールにて返答致します。
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その際はLINEもしくは電話にてご連絡ください。
ご連絡をお待ちしております。