
本日はライダースジャケットの修理を紹介いたします。
革で出来たライダースジャケットはしっかりした革で作られており、表面が多少色あせても、まだまだ着続ける事ができます。しかし、色あせたままにしておくのも、気になりますよね。
そんな時には塗装による修理によって、色あせていた革を甦らせることができます。
どのように生まれ変わるか、ぜひご覧ください。
目次
ネットオークションで買ったけど、色あせが・・・
ご依頼頂いたお客様は、ネットオークションでライダースジャケットを購入したそうです。しかし、落札したものを見るとひどい色あせが・・・
当店のブログをご覧になられたお客様は、色あせを何とかできないか、ご相談頂きました。
早速お伺いして確認すると、このようになっていました。
写真の通り、袖口や襟、ポケットを中心に白くなっています。これは表面の塗料が劣化に伴い剥がれてしまっている状態です。
今回はこの色落ちを改善するために、塗装修理を行っていきます。
この修理によってどのように変わるかご覧ください。
3つのステップで甦るレザージャケット
塗装修理を行う際には、最初にクリーニングから行います。
こちらのプロ用のレザークリーナーを使って、表面の油分や汚れを落としていきます。今回のジャケットは30年以上前に販売されたものなので、これまでについた汚れが塗装の邪魔にならないよう、丹念にクリーニングします。
クリーニングが終わったら、細かい傷を補修していきます。
※写真はイメージです。
表面についた傷を樹脂で埋めて、できる限り凹凸を無くしていきます。この工程を行う事で、均一に塗料が吹き付けられるので、仕上がりが変わってきます。
傷の補修が終わったら、塗装に入ります。
※写真はイメージです。
塗装を行う際には、最初に下地剤を作って革の表面に塗っていきます。この工程で、塗料を定着させる下準備を行い、その後スプレーガンを使って色むらが出ないように仕上げていきます。
その後は色落ちを防ぐことと汚れをつきにくくする目的で、コーティングを行い終了となります。
このような工程をすべて手仕事で行い、お客様のお気に入りの一品を仕上げております。
甦ったライダースジャケットBefore After
修理前
修理後
修理前
修理後
修理前
修理後
修理前
修理後
修理前
修理後
いかがでしょうか。修理前に白く劣化していた所に、再び黒が甦りました。
白くなっていた部分が見えなくなったので、全体的にシャープな印象が出てきました。
これで、色落ちを気にせずに再び切ることが出来ますね。
革ジャンやジャケットの色あせが気になったら、まずはご相談ください。
修理の完了した革ジャンをお渡しすると、お客様はとても喜んで頂きました。実は今回、同じ革ジャンを2着修理させて頂いたのですが、どちらもご満足頂きました。
ライダースジャケットは多少色落ちや傷が入っても、革自体はまだまだ問題なく着続ける事ができます。お使いのライダースジャケットや革ジャンの色が気になったら、まずはご相談ください。
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