ゴヤールの持ち手 色落ち修理【GOYARD】

革研究所 小倉田川店の岩井です。
本日は白いゴヤールのサンルイ、持ち手修理を紹介いたします。
ゴヤールに限った話ではありませんが、バッグの中で持ち手部分は常に手と触れ合う為、色落ちや色あせが発生しやすいと言えます。
今回お預かりしたバッグは、色落ちが特に目立っていました。
白いゴヤールの持ち手が、いつの間にか黒くなってしまいました・・・
今回お問い合わせ頂いたお客様は、持ち手の劣化がとても気になっておられました。
早速バッグをお預かりすると、このような状態になっておりました。
もともとは綺麗な白の持ち手だったでしょうが、写真の通り色が剥げて、黒くなっています。
さすがにここまで色落ちが激しいと、持ち歩くのも気が引けますね。
今回の修理でどのように生まれ変わるのか、ご覧ください。
生まれ変わったゴヤールの持ち手 Before After
修理前
修理後
いかがでしょうか?
色が剥げて黒くなっていた持ち手が、すっかり綺麗になりました。これで持ち歩いても違和感なく使えますね。
どんな修理内容なの?
今回の修理は、まず古くなった塗装を剥がし、表面の凹凸を平らにします。その後元の白に近い色をつくり、専用の溶剤と一緒に混ぜて塗装します。
一度に色を付けてしまうと、再び割れる可能性があるので、手早く塗装したのちに乾燥させ、再度塗装していきます。
この作業を何度か行う事で、色が定着していきます。最後に、色が落ちないようにコーティングを行い、完成となります。
費用はいくらかかる?依頼方法は?
今回の持ち手修理の費用は以下の通りとなります。
持ち手補修 4800円(2本)
通常、持ち手は2本ありますが、両方とも修理した場合の金額になります。
修理期間は3週間程度見て頂いております。
白のゴヤールの持ち手が気になったら、まずはご相談ください。
修理が完了したバッグをお送りした所、お客様にはとてもご満足いただけました。
大切なゴヤールのバッグだからこそ、長く使い続けたい。当店はそのお手伝いをさせて頂きたいと思っております。
持ち手の色落ちが気になったら、まずはご相談ください。
内容を確認次第、すぐにご連絡致します。
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