ゴヤールのトート 持ち手の修理

革研究所 小倉田川店 岩井です。
本日はゴヤール サンルイの持ち手修理を紹介いたします。
ゴヤールの持ち手で起こるトラブルとして、持ち手にヒビ割れが入る事があります。
今回ご紹介する持ち手も、ヒビ割れが目立っている状態でした。
持ち手がヒビ割れたんです。修理お願いできますか?
今回のお客様はLINE公式アカウントからお問い合わせ頂きました。
「持ち手のヒビ割れが気になるんで、修理してもらえますか?」
早速バッグをお預かりすると、このような状態になっておりました。
持ち手側面に悲しいくらいヒビが入っています。
このままでは、手で持った際にヒビ部分が気になりますし、何より見た目が悪いですよね。
当店の修理によって、どのように生まれ変わるのかご覧ください。
生まれ変わったゴヤールのトート Before After
修理前
修理後
修理前
修理後
いかがでしょうか。
持ち手のひび割れはすっかり見えなくなりました。もちろん、見た目だけではなく触った時の感触も良くなっています。
これで、持ち手を気にする事なく持ち歩く事が出来ますね。
持ち手の修理って何をしているの?
今回の持ち手の修理は以下の方法を行っております。
ヒビ割れ埋め
今回の持ち手は表面の樹脂だけではなく、革部分までヒビ割れていました。
その為、最初にヒビを埋めるための作業を行っています。柔軟性のある補修剤をヒビ部分に詰めて、表面を削って下地を作っていきます。
樹脂塗装
ヒビが埋まったら、表面に樹脂を塗ります。この樹脂は非常に柔軟性があるため、持ち手のカーブ部分にもしっかり定着して、持ち手を保護する事が出来ます。
樹脂の塗装が完了したら、しっかり乾燥させてこの工程は終了となります。
コーティング
最後に樹脂の表面をさらに保護する為に、表面にコーティングを行います。専用のコーティング剤を調合して、スプレーガンという器具でムラなく塗っていきます。
表面が乾燥したら、作業は完了となります。
料金っていくらかかるの?修理ができるまでの流れは?
今回の修理費用は以下の通りとなります。
修理持ち手修理:4800円
※消費税および送料別
ゴヤールのトートの持ち手でお困りなら、まずはご連絡ください!
修理の終わったバッグをお送りした所、お客様はとてもご満足いただけました。
長い間愛用してきたゴヤール。その持ち手が気になったら、まずはご相談ください。
また、当店ではLINE公式アカウントを用意しております。
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