黒ずんだシャネルのバッグ 塗装修理によってこうなります【CHANEL】

革研究所 小倉田川 岩井です。
シャネルをはじめとしたブランドのバッグは、さまざまな色のバリエーションがあります。
その中でも、ホワイトやピンク、イエローのような明るい色は、時間経過とともに黒ずみが目立ってきます。
ブラックやダークブラウン等の暗い色であれば、黒ずんできても目立たないのですが、明るい色は写真のように色がくすんでしまい、古ぼけた印象を与えてしまいます。
このままでは、ちょっと持ち歩くのをためらってしまいますよね。そのまま使われなくなって、タンスのこやしになってしまう事も・・・
ですが、せっかく思いをこめて購入したバッグ、できるだけ長く使いたいですよね?そんなときは、当店の塗装修理で再びお使い頂けるように甦ります。
今回は写真のシャネルを元に黒ずみ改善を紹介いたします。
シャネルのバッグについた黒ずみ 何とかしたい・・・・
今回ご紹介するバッグ、修理をする前はこのような状態でした。
写真のとおり黒ずみが全体的に広がっています。色あせも起こっているので、余計にくたびれた印象がありますね。
この状態からどのようにして甦るのか、ご紹介いたします。
表面の黒ずみ落としから塗装修理を行うまでの3ステップ
①今回のようなバッグについた黒ずみを修理する際には、最初にクリーニングを行い汚れを落とす事から始めます。
※写真はイメージです
表面についた黒ずみをクリーニング剤で落としていきます。ここで黒ずみを取り除かないと、塗装した際に黒ずみが消えない場合があるので、しっかり汚れを取り去ります。
②塗料の作成
※写真はイメージです
先ほどの黒ずんだバッグですが、ポケットの内側やベルトの内側など、比較的色が残っている部分があります。その色を元に塗料を混ぜ合わせて、バッグに塗装する色を作ります。
③塗装修理
※写真はイメージです
表面の黒ずみを落とした後は、塗料を定着させるために下地剤を擦り込んでいきます。その後、写真のようにスプレーガンで塗装を行います。
この作業によって、革の表面に塗料の膜革が出来上がります。革に染み込んでいた黒ずみや色あせは、この段階で見えなくなるのです。
塗装が終わった後は、塗装を守るためにコーティングを行い、完成となります。
当店でお預かりした大切なバッグは、このような作業を行う事によって、再び生まれ変わるのです。
シャネルのバッグの黒ずみ 塗装修理でこうなります!
塗装を行う事で、バッグはこのように甦りました。
修理前
修理後
修理前
修理後
修理前
修理後
いかがでしょうか?修理後は黒ずみが全く見えなくなりましたね。再び持ち歩いても、まったく違和感のない仕上がりになりました。
シャネルのバッグの黒ずみでお困りなら、まずはご相談ください!
外へ持ち歩くために作られたバッグは、どうしても汚れがついて黒ずんだり、表面の塗装が劣化し、色あせしてきます。
そのような状態になると、なかなか持ち歩こうとは思わなくなりますよね。ですが、せっかく思い入れのあるバッグなら、汚れて使わなくなるのは、もったいないと思いませんか?
当店では、お客様のお悩みを解決させて頂きますので、まずは一度お問合せください。
すぐに返信させて頂きますので、お問合せの際にはバッグの写真をお送りください。 大切な物をいつまでも使いたい、そんなお気持ちにお応え致します。
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