ゴヤールの角の破れ、広がる前にご相談を!【GOYARD】

革研究所 小倉田川店 岩井です。

当店ではゴヤールのバッグ修理のご依頼を頂く事が、多くなってきました。

ご依頼の多くは、角の破れを直してほしい、という内容になります。

実際にお話を伺うと、修理をしてほしいけれどデザインが変わったり、修理痕が目立つのは困るというお声を頂きます。

バッグの形状やデザインを極力のこしつつ、破れた部分を直して再び使えるようにしたい。

そんな願いにお応えする為、当店ではゴヤールの破れ修理に力を入れております。

今回はそんなゴヤールの破れ修理を紹介いたします。

 

ゴヤール特有の生地「ゴヤールディン」と破れ

ゴヤールと言えば、Y字の模様が重なった生地が特徴的ですよね。

この生地は「ゴヤールディン」と呼ばれており、コットンの生地を天然の樹脂でコーティングされています。

その為、軽くて高い撥水性や耐久性があると言われています。

しかし、お客様からお預かりした、ゴヤールサンルイ等のバッグを拝見すると、長年の使用で、角の部分に破れが発生している事が多いです。

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バッグの角の部分は、どうしても擦れてしまう事が多い個所です。その為、樹脂と布で出来た生地は破れてしまう事も。

このような破れができた際、通常考えられる修理方法としては、破れた個所の上に当て革をして補強する事が考えられます。

この場合のメリットとしては、厚い革を使って補強するので耐久性はあるのですが、ゴヤールのデザインはかなり変わってしまいます。

当店をご利用されたお客様でも、当て革をしてデザインが変わってしまう事に不満を持たれて、当店にご相談頂いた方もいらっしゃいます。

その点、当店での修理は当て革をせずに、修理をします。その結果デザインを損なわず、以前の状態に近い状態に甦らせます。

ゴヤールの破れをきれいにする3つのステップ

当店では、次の方法でゴヤールの破れを修理します。

①クリーニング

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クリーニング剤を使って、表面の汚れをふき取ります。バッグを使っている内に表面に汚れを取ってしまう事で、バッグ本来の色が甦ります。その色を元に、破れ補修をする際の色を作ります。

②樹脂作成

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クリーニング後の色を元にして、塗料を作成します。写真のバッグでは白と黒の塗料を混ぜ合わせて、塗料を作成しています。

塗料を作成したら、傷補修用の樹脂と混ぜ合わせます。この樹脂は革製品の傷を直す際に使用しており、伸縮性があるので修理後も固くならず、破れにくい特徴があります。

③樹脂塗埋め

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※写真はイメージです

破れた個所に、写真のように樹脂を塗っていきます。何度も重ねて塗る事で、ゴヤールの生地に密着するので、破れ痕が見えなくなります。

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こちらの写真は、角が破れていたのですが、裏から特殊なシートを貼り、表から樹脂を塗っています。破れた個所がどこにあるか、ほぼわからない状態になりました。

修理前と修理後の比較するとこのようになります。
修理前
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修理後

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修理前

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修理後

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このような3つの工程によって、バッグのデザインを損なう事なく、修理することができます。

「お気に入りのゴヤールだけど、破れてしまって使えない・・・」そんなお悩みも、当店の修理で解決させて頂きます。

ゴヤール サンルイの破れが気になる方は、まずご相談を!

お気に入りのゴヤールも、角が破れてしまうと、どうしても気になりますよね。

当店では、お客様のお悩みを解決させて頂きますので、まずは一度お問合せください。
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すぐに返信させて頂きますので、お問合せの際にはバッグの写真をお送りください。

大切な物をいつまでも使いたい、そんなお気持ちにお応え致します。

革製品修理サービスについて、もっと知りたい方はこちらへどうぞ。

 

 

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