
本日はルイヴィトンの内側に起きた、べたつきの修理を紹介いたします。
ルイヴィトンに限った話ではないですが、長くバッグを使っていると、バッグの内側がベタベタしてくる事があります。
今回ご紹介するヴィトンのバッグもそのようなべたつきが非常にひどい状態でした。
目次
バッグの内側がベタベタしてくっついてしまったんです!修理できますか?
今回ご依頼頂いたお客様は、当店のHPを見てご連絡頂きました。
「昔から使っているバッグなんですが、内側がベタベタしてくっついてしまってるんです。修理をお願いできますか?」
早速バッグをお預かりした所、このような状態になっておりました。
バッグの内側のポケット部分がベタベタとしています。
さらに劣化した一部分が剥がれてしまい、ポケット内に剥がれた粉が付いていました。
当然このような状態のポケットに物を入れたら、汚れてしまって使う事が出来なくなりますね。
このべたついたポケット部分がどのように生まれ変わるのか、ご覧ください。
生まれ変わったルイヴィトンのバッグ Before After
修理前
修理後
いかがでしょうか。
ベタベタして見た目もひどい状態だったポケットが、新しく布地に張り替えてスッキリ綺麗になっています。
これでまた、お使い頂く事が出来ますね。
バッグのべたつきを改善する修理方法
今回の修理ではバッグを一度分解して、劣化した内側部分を取り外します。
取り外した合皮の代わりにシャンタン地という、バッグの内貼りに使われる布を貼りつけていきます。この布は非常に丈夫なので修理前のようにべたつく事は一切ありません。
布の貼り付けが終わったら、分解したバッグを再び縫い直して修理完了となります。
バッグの内側がベタベタするのはなぜ?
ヴィトンのバッグはポケットの内側に合皮を使う事が多いですが、この合皮は天然の革と違い、湿気がとても苦手です。
バッグを保管する際、クローゼットや押し入れの中に入れたままにしていると、空気中の水分と反応して表面が劣化してきます。これがべたつきの原因となります。
ルイヴィトンのHPにはバッグを保管する際の注意点が記載されており、温度や湿度の高い所や、風通しの悪い所は避けるように明記されています。
その為、バッグを保管する際には、購入時に付属している布袋に入れて風通しの良い所に保管する、クローゼットなど風通しの良くない場所に保管する際には、定期的に戸を開けて換気する必要があります。
修理費用はいくら?どうやって依頼するの?
バッグの内貼り修理は、バッグの大きさやポケット数によって変わってきます。
今回の場合は写真の場所以外にもポケットがあった為、その分の内貼り交換を合わせた費用になります。
内貼り交換修理 15000円
(消費税および送料別)
修理期間は3週間程度頂いております。
ご依頼の流れについては、こちらをご覧ください。
ルイヴィトンのベタベタでお悩みなら、まずはご相談ください。
修理の終わったバッグをお客様にお渡しした所、とても喜んで頂けました。
バッグの内側のべたつきでお困りでしたら、まず当店にお問い合わせください。
すぐに返信させて頂きますので、お問合せの際には写真をお送りください。
また、当店ではLINE公式アカウントを作成していますので、直接メッセージで写真をお送り頂ければ、お見積りできます。
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